1949-05-09 第5回国会 参議院 文部委員会 第10号
それならばそれで正面を切つて堂々と主張すればいいのに、我々は何も知り得ない問題だとすれば非常に政府当局は國会議員を愚往しておるということになる、だけれども、いろいろな事情を私は知つておるから、そういうことを詰問はいたしませんけれども、とにかくここでは実際に我々が國民を代表してこの檢定問題を問題とするところの十分な理由があるということを十分了承して貰わなければならん、その点如何なものでありますか。
それならばそれで正面を切つて堂々と主張すればいいのに、我々は何も知り得ない問題だとすれば非常に政府当局は國会議員を愚往しておるということになる、だけれども、いろいろな事情を私は知つておるから、そういうことを詰問はいたしませんけれども、とにかくここでは実際に我々が國民を代表してこの檢定問題を問題とするところの十分な理由があるということを十分了承して貰わなければならん、その点如何なものでありますか。
○渡部委員 昨年の檢定問題が起きた当時、その檢定委員会の中に、民主主義科学者協会及び産別、総同盟、こういうふうな民主的な團体が参加しておつたのです。ところが途中にしてこの三つの團体が除外されてしまつたという件が起きた。この問題は当時御存じのように非常に大きな問題となつて、文部省にしばしば諸團体から抗議があつたはずだと思いますが、文部省はなぜ檢定委員会の中からこういう三つの團体を除外されたのか。
或いは藥泉の檢定問題があります。兒童局だけといたしましては、この問題はなかなか困難な問題もあるのでありますが、厚生省の関係局と一緒になりまして、いろいろこの問題につきまして、將來もこういうようなことが再び起らないように、我々といたしましてもできるだけ努力いたしたいと思います。